リンゴの木にミカンはならない

2020年10月07日 15:53

 リンゴの木にミカンはならないのはご存知ですか。ミカンはミカンの木にしかならないんですよ、これが。
ねえ、当たりまえですよ。なんでですかね。難しいことはわかりません。遺伝子がどうのこうのというやつですね。決まってるんですね。これはリンゴの木。これはミカンの木。それから、これは金のなる木。うちにあるんですけど、いつまで待ってもお金ならないんですよ。きっと遺伝子がおかしいんでしょうね。それで、この、遺伝子を変えちゃおうとかいう研究が進んだりしてね。そのうち一本の木で夏はスイカ、冬はミカン、春と秋はお金がなる木ができるんでしょうね。まあずっとずっと先のことでね。私はもういないので。っていうか、どうでもいい話で(笑)

人も生まれつきってのがあってね。難しくいうと、先天的だの後天的だのって。後でだんだん変わっていくのと、もう無理ってのとあると。それでね、今日はもう無理っていう方、つまり先天的なもののお話です。

 人によって「性格」っていろいろですよね。あの人は「二重人格だ」とかいうんで、なんで?って聞いたら、「性格」がコロコロ変わる。特に酔っ払ったらすごいよ、ってそれただの酔っ払いじゃん。あはあはと笑っていた次の瞬間泣きだしたりね。大丈夫ですか? なんて声かけたら今度は怒りだしたり。そんな人とは飲まない方がいいです。

ではこの「性格」についてお話ししましょう。心理学では「性格」は一般的に四つの階層に分かれると言われています。まあ、ピラミッドみたいなイメージですかね。一番下の土台、これが「気質」その上に「気性」さらに「習慣」、一番上が「社会的役割」
 
 ①気質 これは遺伝的・体質的に決まっていると考えられています。
     つまりほぼ変えることができない。

 ②気性 この辺りから育った環境なり生活の環境が影響してきます。
 
 ③習慣 行動やものを考えるクセなどのことで、本人の意思で変えることができます。

 ④社会的役割 家では親であったり子供であったり、会社では社長であったり。

 さあ、今日はこの①の「気質」の話です。
難しい話ではないです。もうほぼ変えることができない気質。例えば気が短いという気質もあれば長いという気質もあります。社交的であったり非社交的であったり。内向的であったり、外向的であったり。表面上では見分けられない場合もあります。自分で変えようと思っても変わらないと思います。
 私は気が短いと思います。そして飽き性です。なかなか変わりませんでした。でもある時無理して変えようとすればするほど、ストレスだけが溜まっていくことに気づいたのです。それで、もう変えようとするのをやめました。ただ、自分にはそういうところがあるんだ、という意識は常に持っています。
 そして、気が短く飽き性という性格が行きついたのが今の仕事ですね。1日の中でいろんなことをやっています。高校で授業もすれば、カウンセリングもし、油絵描いて売ったり、塾に教えにいったりなどなど。ころころ忙しいので、飽きることはないです。
 つまり無理やり変えようとするのではなく、自分の生き方を「気質」に合わせた、ということです。私は短気ですので、ついかっとなることが昔はよくありました。怒らないでもいいような場面で怒ってしまって、後悔しているとか。今は、自分は短気なんだ、という前提で生きていますので、かっとなりそうなら一息入れて自分でスイッチを切ります。自分の気質をよく把握しておく、と言うことが大切だと思います。

 悪いところがあったら直さねばならないと思ってしまうでしょ。ところがそう簡単には直らない。そんなものですよ。何でもかんでも直ったら、みんな完璧人間になってしまいます。そんな人間、かえって何にも面白味がないですね。
 何かがダメだから全部ダメってことはないですよね。なんか得意なこととか、好きなこと見つけて生きていくと、とっても楽しい人生になると思いますよ。

ミカンの木に無理やりリンゴを実らせるような、そんな人生にはしたくないです。
  

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